一人の不安を
安心に変えるために
最近おりものの状態がいつもと違うと感じたり、かゆみや違和感があったり、あるいは大切なパートナーに指摘されて不安を感じていたりしませんか。性的な接触によって感染する病気である性感染症(STI:Sexually Transmitted Infections)は、実は誰にでも起こり得る身近なものであり、決して特別なことではありません。たけべ乳腺外科クリニックに併設された婦人科診療では、地域の皆様が抱えるデリケートな不安を解消し、健やかな毎日を取り戻すための相談の場として、丁寧な診察を行っています。
インターネットで検索するとさまざまな情報が出てきて、さらに不安が強まってしまうこともあるかもしれません。しかし、多くの性感染症は早期に発見して適切な対応を行えば、しっかりと改善を目指せるものです。
一人で悩みを抱え込まず、まずは体の声に耳を傾けてみましょう。
わずかなサインの
早期発見のために
性感染症の多くは、初期段階でははっきりとした症状が現れないことが一般的です。
そのため、本人が気づかないうちに進行してしまったり、無自覚のままパートナーへ広げてしまったりすることがあります。放置してしまうと、子宮頸管炎や骨盤内炎症性疾患へと繋がり、将来の不妊の原因や、妊娠した際のリスクとなってしまうこともあります。
例えば、クラミジア感染症や淋菌感染症などは、おりものの増加や不正出血、下腹部痛といったサインとして現れることがあります。
少しでも、いつもと違う、何となくおかしいと感じることがあれば、それは体が発している大切なメッセージです。私たちはそのサインを医学的な知見から正しく読み解き、皆様が抱える不安を納得へと変えるお手伝いをいたします。
産婦人科専門医による
適切な診察と検査
当科での診療は、日本産科婦人科学会認定の産婦人科専門医としての知識と経験を有する医師が担当いたします。
不確かな情報に惑わされて自分だけで判断してしまう前に、医学的な根拠に基づいた診察を受けることが、
早期解決と安心への一番の近道です。
多角的な検査による現状の把握

性感染症の判断には、症状に合わせた適切な検査が欠かせません。
当科では、内診による観察に加え、分泌物の採取や血液検査を行い、クラミジア、淋菌、梅毒、HIV、肝炎ウイルスといった主要な感染症の有無を多角的にチェックします。
検査の内容については、専門的な内容をわかりやすく噛み砕いて説明し、もし陽性であった場合には、現在の指針に基づいた適切な方法を提案いたします。お一人おひとりのプライバシーを守りながら、診断からその後のフォローアップまで、責任を持って伴走いたします。
ライフスタイルと
パートナーへの配慮
性感染症の対応において非常に大切なのは、ご自身だけでなく、パートナーの方と一緒に健康を守るという視点です。感染が確認された場合、お互いにうつし合ってしまうピンポン感染を防ぐため、パートナーの方も同時に確認や対応が必要となる場合があります。
私たちは、結果をどのように伝えればよいか、どのような点に気をつけて生活すべきかといった具体的な相談にも丁寧に応じます。将来の家族計画や、自分らしいライフスタイルを大切に守るためのヘルスケアとして、この相談の場を活用していただきたいと考えています。
プライバシーを重視した
リラックスできる環境
婦人科の受診、特に性感染症に関する相談は、多くの方にとって心理的なハードルが高いものです。
恥ずかしい、あるいは行きにくいといった不安を抱えて来院される方もいらっしゃいますが、当科では皆様の勇気を尊重し、温かな配慮を持って接することをスタッフ一同心がけています。
同性の医師による安心感
当科では女性医師による診療日を設けており、同性だからこそ共感できる悩みや、話しにくいデリケートな内容にもリラックスして向き合っていただけるよう配慮しています。受診される皆様のプライバシーは厳重に守られ、診察室や待合室でも周囲を気にせず過ごせる環境づくりに努めています。
地域の皆様にとって、困ったときにいつでも頼れる身近な存在でありたいと考えています。スタッフも患者さまの立場に立って、丁寧で優しい対応を徹底しています。
生涯のメンテナンスパートナー
として
性感染症の相談は、あくまで一生涯続く健康維持の一つのステップに過ぎません。これをきっかけに、自身の体のリズムや傾向を知り、生理の悩みや将来の変化なども気軽に相談できる信頼関係を築いていきたいと願っています。
医学的なアプローチに加え、心身を解きほぐすソシオエステティックの提案など、心までリラックスできる包括的なケアも融合させています。体を整えることは、心を整えること。皆様が自信を持って明日を迎えられるよう、私たちは誠実な診療を続けてまいります。
検査や受診に関する
具体的な流れ
STEP01
問診票のご記入
初めて受診される際は、まず問診票に記入していただき、現在気になっている症状やこれまでの経過を確認します。
STEP02
医師とのご相談・検査の決定
その後、診察室で医師とお話しいただき、必要と思われる検査の内容を決定します。採血で診断を行う感染症もありま
す。
STEP03
丁寧な診察・検査(内診など)
内診室では、お身体に負担がかからないよう配慮しながら、丁寧な診察と検査を行います。検査自体は短時間で終わるも
のが多く、過度な心配は必要ありません。
STEP04
結果のご説明・今後のご案内
結果が出るまでの期間や、その後の進め方についても詳しく説明いたします。
受診される方が、
「ここに来て良かった」
「安心した」と
感じていただけるような場所を
目指しています。
ご自身の体を守るための
大切な一歩を、
私たちが全力で
サポートいたします。
性感染症(STI)相談に関するよくある質問
Q検査に痛みはありますか。どのような流れで行われますか。
検査の内容は症状によって異なりますが、主に綿棒でおりものを採取したり、採血を行ったりします。おりものの採取は短時間で終了し、強い痛みを感じることはほとんどありません。当科では患者さまへお声がけをしながら、身体的な負担を抑えられるよう慎重に検査を進めてまいります。不安なことがあれば、診察の際にご遠慮なくお伝えください。初めての方でも安心して受けていただけるよう、手順を追って説明します。
Qパートナーが感染していることが分かりましたが、私に症状はありません。受診すべきでしょうか。
はい、自覚症状がなくても受診されることをお勧めします。性感染症は、潜伏期間があったり、感染していても症状が現れにくかったりするケースが非常に多いためです。放置すると周囲へ広げてしまうだけでなく、ご自身の体にも負担がかかります。パートナーの方と一緒に健康を確認することが、今後の安心へと繋がります。症状がないからといって後回しにせず、早めに相談することが大切です。
Q検査の結果が出るまで、日常生活で気をつけることはありますか。
検査結果が出るまでは、感染の可能性があることを考慮し、パートナーへの感染を防ぐための配慮が必要です。基本的には、結果が判明して適切な対応が終わるまでは、性的な接触を控えることが望ましいです。また、ご自身のタオルや下着の扱いなど、日常生活で不安な点があれば、診察時に具体的にお答えいたします。
Qおりものの異常やかゆみがありますが、保険は適用されますか。
おりものの異常や痛み、かゆみといった具体的な自覚症状がある場合、あるいは医師が診察の結果として医学的に検査が必要と判断した場合には、基本的には健康保険が適用されます。受診の際は必ず保険証をご持参ください。ご自身の状況がどのように該当するかについては、受付や診察の際に丁寧にご案内いたします。
Q誰にも知られずに受診したいのですが、プライバシーは守られますか。
はい、医療機関には厳格な守秘義務があり、ご本人の同意なく診察内容や受診の事実を第三者に漏らすことはありません。院内でも、ご相談いただければお名前の呼び出し方に配慮したり、個室での相談を重視したりするなど、プライバシー保護に細心の注意を払っています。安心してご相談いただける環境を整えてお待ちしております。